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昭和37年3月 九州鉄道旅行写真帖

小川 峯生 / 牧野 和人

発行
フォト・パブリッシング
判型
A4変判・並製
ページ数
144ページ
発売日
2023年7月24日
ISBN
978-4-8021-3417-0 C0026
定価
2,420円(本体2,200円+税10%)

日本が第二次世界大戦の敗北で受けた大きな痛手から立ち直り、さらなる繁栄に向かって羽ばたき始めた昭和30年代。撮影者の小川峯生さんは近代化への先鞭をつけた当時の鉄道の旅をされた。
夜行列車に揺られて訪れた昭和37年早春の九州。蒸気機関車が牽引する特急やヘッドマークをつけた気動車準急。それらは現在の視点から考察すると特急、急行列車網が確立される前のすぐに消えゆく花火のような、はかなさを伴った過渡期の魅力的な情景であった。小川さんは特に路面軌道に注目された。各都市の路面電車には廃止されて現存しない路線が多い。また今日まで現役である電車でも、行先幕に記された停留場名が廃止路線のものであるなど、探求心をくすぐる写真がいつくも見られる。ページをめくるたびに、時間旅行を司る時計の針が1つずつ物語を刻む。

【目次】
鹿児島本線、若松市交通局、西鉄北九州線、西鉄福岡市内線、西鉄大牟田線、南薩鉄道、指宿枕崎線、鹿児島市電、長崎本線、松浦線、臼ノ浦線、世知原線、柚木線、佐世保線、大村線、長崎電気軌道、島原鉄道、熊本市交通局、豊肥本線、熊延鉄道、肥薩線、吉都線、日豊本線、志布志線、大分交通