
絵本と読みきかせの情報がぎっしりの季刊誌。司書、保育園・幼稚園の先生や読みきかせボランティアの方に大好評!
今号の特集は以下の通り。
特集1:「昔ばなしを遺す、伝える、楽しむ」
昔ばなしはその名のとおり、はるか昔から代々、人から人へ口伝えで語られてきたおはなしです。そのため、聞きやすく、わかりやすい言葉が使われ、いつの時代も子どもたちを魅了してきました。昔ばなし研究者の小澤俊夫さんに、なぜ、子どもたちは昔ばなしが好きなのか、昔ばなしの特徴などを伺いました。また、2020年以降に刊行された昔ばなしの絵本や紙芝居もご紹介します。
特集2:「写真絵本」
大自然の風景や満開の花、驚くべき生きものの生態、人々の営みなど、この地球上のあらゆる瞬間をカメラにおさめた写真絵本には、絵とはまた違う迫力があります。2021年以降に刊行された新しい写真絵本をご紹介します。
絵本作家インタビュー:西村敏雄さん
おはなし会でも人気の『バルバルさん』(福音館書店)などでおなじみの西村敏雄さん。アトリエに伺い、作家になるまでの道のりや、制作エピソードなどを伺いました。
今号では、読者だけでなく、出版関係者にもファンが多い、不定期連載の「見返し美人」も。
このほか、「新刊絵本100冊」や「子どもたちの未来とSDGs絵本」、童話&YA新刊案内、対象別おはなし会プログラムもオールカラーです。
連載に、長谷川義史さんのイラストエッセイ「絵本作家のブルース」、富安陽子さんの書きおろし児童文学「カギじいさん」、直木賞作家・中島京子さんのエッセイ「おいしい絵本」、おはなしおばさん・藤田浩子さん、「保育者のたまごたちと絵本」、「支援の必要な子と絵本」など。
巻末付録に、おはなし会に役立つ季節の絵本カレンダーもついています。
【目次】
2025年冬号
(通巻第97号)
カバーイラスト/『バルバルさん』(福音館書店) 西村敏雄
02 巻頭エッセイ 絵本作家のブルース 第63回 長谷川義史
04 特集 昔ばなしを遺す、伝える、楽しむ
14 おいしい絵本 第33回「豆腐」 中島京子
16 贈る絵本「冬に読みたいロングセラー絵本」 教文館ナルニア国(東京都)
17 特集 写真絵本
23 「こんにちは!絵本作家さん」 西村敏雄
28 不定期連載 見返し美人 第16回
32 第7回「親子で読んでほしい絵本大賞」読者賞投票のご案内
34 もう読んだ? 新刊100!! +復刊絵本・参考図書
45 童話 & YA 新刊案内 第41回 越高一夫
46 おはなしおばさんのおはなしのたねあかし 第67回
『だまりっこ比べ』 藤田浩子
50 JPIC読書アドバイザーおすすめ! おはなし会プログラム+行事絵本・季節の絵本
54 おはなし会プログラム 特別編 第28回 児玉ひろ美
55 子どもたちの未来とSDGs絵本 第24回 谷口和恵
56 カレンダー連動企画 1~3月の記念日に読みたい絵本
57 連作児童文学「カギじいさん」第13回 富安陽子 イラスト/田中清代
60 保育者のたまごたちと絵本 第22回 栗岡洋美(中京学院短期大学部)
62 支援の必要な子と絵本 第19回 神奈川県立平塚盲学校
64 第6回「逢いたい誰かに贈る絵本」フェア開催のお知らせ(PR)
66 トピックス
・IBBY会長 来日記念講演
・「てんやく絵本 ふれあい文庫」岩田美津子さん、野間読書推進賞受賞
67 「おはなしおばさん」おはなし小道具の型紙
68 おたよりひろば+ぼくの わたしの お気に入り!!
71 バックナンバーのお知らせ
72 次号予告/定期購読のご案内
特別付録 今日が何の日かひと目でわかる! 選書のヒントに!
読みきかせ・おはなし会カレンダー

定価1,320円(本体1,200円+税10%)
2025年9月8日発売

定価1,320円(本体1,200円+税10%)
2025年6月5日発売

定価1,320円(本体1,200円+税10%)
2025年3月5日発売

定価1,320円(本体1,200円+税10%)
2024年12月5日発売

定価1,320円(本体1,200円+税10%)
2024年9月5日発売

定価1,320円(本体1,200円+税10%)
2024年6月5日発売